購入後1年も経っていないのに、洗濯機に不具合が見られるようになりました。
自動投入タンクに入れた洗剤が、ちっとも減っていないのです。
要するに、自動投入に設定しているのに自動投入されていないという状態です。
ネットで調べてみると、同じような症状で悩んでいる方はけっこういるみたいでした。
しかも、古い・新しいに関わらず、この不具合が起きている模様。
「はぁ…もう修理か…」と保証書の在り処を思い出しつつ自動投入タンクを取り外したところ、ちょっと手を加えただけで直ったので、修理には至りませんでした。
今回は、そのちょっとした対処方法を紹介するので、修理を呼ぶ前に試してもらえたらと思います。
エラそうに「紹介!」と言えるほど大それた事ではないので大変恐縮ではありますが・・・
ちなみにうちの洗濯機はPanasonicの縦型洗濯機で型番はNA-FA110K5-Nです。
原因がうちの洗濯機と同じである場合は、ほかのメーカーのものであろうと、ドラム型であろうと、対処方法は同じだと思います。
修理を頼む前に、「ダメ元」だと思って試してみてください!
自動投入されない時の直し方
結論から言うと、うちの洗濯機の「自動投入されない現象」は
洗剤タンクの下部についている投入口が洗剤で引っ付き、開きにくくなっていること
が原因でした。
まず、自動投入タンク自体を取り出します。
自動投入口は下部についている突起の部分です。
うちの洗濯機は、ここの弁が洗剤のベタつきにより開きにくくなっていたようです。
指でも綿棒でも使って、やさしく癒着をとりましょう。
メーカーや原因によって、仕様が違いますので、自己責任でお願いします!
自動投入されない原因
「柔軟剤や洗剤が自動投入されない!」という現象、うちの洗濯機は上記の通り「洗剤投入口がベタついていた」ことが原因でした。
では、なぜこのようなことが起こるのでしょうか?
調べてみたところ、
- 自動投入タンクに入れる洗剤・柔軟剤の種類をかえた時、しっかり洗っていなかった
- 香りの強い柔軟剤を使っていた
- 室温が低い
今回の不具合の原因については、この3点が主な原因ということでした。
香りの強い柔軟剤は固まりやすいらしいので、手動で投入した方がよさそうです。
うちの場合は、不具合が起きたのが洗剤・柔軟剤の種類をかえた直後だったので
- 自動投入タンクに入れる洗剤・柔軟剤の種類をかえた時、しっかり洗っていなかった
が原因に当たります・・・
今後は投入口までしっかり洗って使いたいと思います。
自動投入専用の洗剤もある
不具合を起こさず使うためには、自動投入専用の洗剤を使うのも大変効果的です。
自動投入専用の洗剤は、普通の洗剤と成分の組成が違い、自動投入専用タンクに入れたまま長期間放置しても、かたまりにくい特徴を持つ洗剤です。
自動投入専用の柔軟剤も市販されています。
自動投入に設定しても自動投入されない!というユーザーの声に、メーカーがこたえてくれた一品。
自動投入されないトラブルでお困りの方は、使ってみてはいかがでしょうか。
自動投入タンクと経路のお手入れ
この手の不具合をなるべく出さないために、自動投入タンクと経路のお手入れ方法についても記載しておきます。
お手入れは基本3か月に1回程度でOKです。
しかし、洗剤や柔軟剤の種類をかえる場合はその都度行う必要があります。
まずは自動投入タンクを取り外し、中のぬめりがとれるまで水洗いします。
投入口も忘れずに洗いましょう。
次に、洗剤が通る経路を洗浄するために、40℃前後のお湯をタンクに入れます。
この時、クエン酸をお湯200mlに対して小さじ1杯入れ、よく溶かしてから入れると通路の水垢をとるのにより効果的です。
タンクをセットしたら、【お手入れボタン】でスタート。
うちのPanasonic縦型洗濯機NA-FA110K5-Nは、【洗剤】と【入】のボタンを同時に押すことで、お手入れモードになります。
お手入れ方法は柔軟剤タンクも同様です。
定期的にお手入れし、不具合を無くしましょう。
終わりに
柔軟剤や液体洗剤が自動投入されない不具合について、簡単にできる対処方法をご紹介しました。
不具合の原因は洗剤や柔軟剤のベタつきにより、投入口が開きにくくなっていることです。
不具合を起こさずに使うための注意点をまとめると以下の通りです。
- 洗剤や柔軟剤の種類をかえる時は、投入口までしっかり洗う
- 香りの強い柔軟剤は手動で入れる
- 寒い時期は手動で入れる
自動投入されなくなるという不具合は、ユーザーからかなり報告されているようですが、当然のことながら、部品が壊れた完全な故障の場合もあります。
原因が当てはまらない場合、対処方法でも直らなかった場合は、修理に出すことをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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