購入5年目からエラーが頻発しだし、1年前にはドアが壊れ、つっかえ棒で無理矢理閉めて酷使し続けた15年モノのドラム式洗濯機。
先日ついに内部のどこかが破損したらしく洗濯槽に水が入らなくなったので、重い腰を上げてようやく新調しました。
Panasonicの縦型洗濯機で型番はNA-FA110K5-Nです。
ブログやYouTubeなどで、各メーカー洗濯機汚れ落ち比較をさんざん見たところ、どうやら汚れ落ちではパナソニックが群を抜いている事が分かり、メーカーはパナソニックに決めていました。
また、乾燥機能はいらないので十万円台前半で買える乾燥機能無し(送風による簡易乾燥のみ)の機種にしぼり、ネットや家電量販店で調査開始。
あとは型番選びですが、このNA-FA110K5-Nは家電量販店でよく見かけるもののネット上からは抹殺されたかのごとく口コミレビューなどの情報が無く、大変不安でした。
が、実際買って大正解◎
迷っている方に向けて購入レビュー、実際使ってみて「買ってよかった」という点と「ここがいまいち」な点を書きますので参考になさってください。
他型番との機能と価格を比較
パナソニックの縦型洗濯機で、乾燥機能がついていない、だいたい十万円台前半の価格で買えるその他型番のものと比較し、違いをまとめました。
見た目はほとんど変わりませんが、容量や機能に多少の違いがあります。
これらは2021年現在、家電量販店でよく見かけるモデルですので購入時の参考になさってください。
NA-FA120V5との違い
▶蓋のカラー展開
NA-FA120V5は蓋の色がホワイト
NA-FA110K5-Nは蓋の色がシャンパン。
▶温水機能
NA-FA120V5には温水洗浄機能が有る。
NA-FA110K5-Nには温水洗浄機能が無い。
▶洗濯・脱水容量
NA-FA120V5は12kg
NA-FA110K5-Nは11kg。
▶だいたいの相場価格
NA-FA120V5は家電量販店で¥170,000、ネットで買うと¥158,000
NA-FA110K5-Nは家電量販店で¥150,000、ネットで買うと¥140,000
NA-FA100H9との違い
▶蓋のカラー展開
NA-FA100H9は蓋の色がホワイトとシャンパンから選べる
NA-FA110K5-Nは蓋の色がシャンパンのみ。
▶洗剤・柔軟剤自動投入機能
NA-FA100H9は自動投入機能無し。
NA-FA110K5-Nは自動投入機能有り。
▶洗濯・脱水容量
NA-FA100H9は10kg。
NA-FA110K5-Nは11kg。
▶だいたいの相場価格
NA-FA100H9は家電量販店で¥120,000、ネットで買うと¥100,000
NA-FA110K5-Nは家電量販店で¥150,000、ネットで買うと¥140,000
▼詳しい価格はこちらからお調べいただけます▼
NA-FA110K5-Nの良い所・悪い所
実際に使ってみて満足した点、いまいちだった点についての正直な感想です。
NA-FA110K5-Nの満足点
▶汚れ落ちは抜群
発売当初のドラム式洗濯機からの新調ということもあり、汚れ落ちは感動もの。
「洗濯機なら断然Panasonic」というネットでの評判通りでした。
うちに運動部はいないので、泥汚れについては分かりませんが、「この洗濯機を通して元あるべき色に戻る」といった印象です。
▶自動投入は超便利
1回1回洗剤や柔軟剤を量って入れるという手間が無いのがこんなに快適とは。
蓋を閉める➡水栓を開ける➡電源ON➡スタートボタンを押す
毎朝これだけです。
洗剤をちょっとこぼしてタオルで拭く…という煩わしさともサヨナラできて大満足です。
▶タオルが柔らかく洗い上がる
ドラム式からの買い替えなので、タオルのパイルがふわふわのまま洗い上がる事に感動。
乾燥機能が無くてもこの肌に優しい触感なら十分です。
▶洗濯物を取り出しやすい
操作パネルが蓋の奥側にあり、また洗濯槽の高さも絶妙で、洗い上がった洗濯物が取り出しやすく感じます。
ちなみに洗濯槽の底にもじゅうぶん手が届きます。(身長154㎝)
▶洗濯容量、大は小を兼ねる。
4人家族で運動部もいないので、8kg程度のものを探しており、11kgは手に余る感じだろうなと思っていました。
が、大きければ大きいで布団等の大物を洗うのも捗るし、雨の日は洗濯やめといても次の日に2日分まとめて洗えるし、予想に反してかなりの利便性を感じているところです。
NA-FA110K5-Nの不満点
洗面台よりだいぶ前に飛び出ています
▶でかい！
6キロのドラム式洗濯機からの買い替えということもあり、見た目がでかい。
今は見慣れましたが、脱衣所でかなりの存在感を放っています。
▶洗剤の手動投入時にちょっと手間
スタートボタン等の操作パネルが蓋を閉めた奥側にあり、洗剤投入口は蓋を開けたところにあるので、洗剤自動投入を使わない場合(粉洗剤を使うなど)は
蓋を閉めてスタートボタンを押す➡表示を見て洗剤の量を確認➡蓋を開けて洗剤を入れる
と、ちょっと面倒な流れをふまなければなりません。
洗濯ボールの所が本来手動で洗剤を入れる場所です
▶窓付扉の必要性
気温などにより、ガラストップの窓付扉は、案外曇って中が見えない事が多い。
ただ、洗濯物が全部ちゃんと水につかってザブザブ洗われているという気配はうかがえます。
▶蓋のカラー展開
蓋の色がシャンパンのみなので、家電を白色で統一しているという方は要検討です。
▶糸くずフィルター
洗濯槽内部に2か所ついている糸くずフィルターですが、取説によると毎回掃除しなければならず、ちょっとめんどくさい。
ただこれは縦型洗濯機にはつきものの手間のようです。
洗濯機の他に必要な経費や準備
洗濯機を買うと、別途必要な料金が発生します。
▶リサイクル料金
メーカーによって違いますが、だいたい2500円～4000円です。
お店によっては込みの値段で売っている事もあります。
▶収集運搬料金
新しい洗濯機を運んできてくれて、古いものを引き取ってくれる料金です。
ネットショップをはじめ、送料無料のお店も少なくありません。
▶設置料金
新しい洗濯機を設置し、使える状態にしてくれるための料金です。
これも、ネットショップなどでは設置無料、もしくはワンコインで承ってくれるお店も多いので、しっかり調べてから購入する事をおすすめします。
▶追加の部品代
設置する場所や水栓によって、追加で部品が必要になる事があります。
だいたい現金で3000円～5000円ほど用意しておけばＯＫです。
▶延長保証サービス代
メーカー保証(通常１年）が切れた後に壊れた場合に保証してくれるサービスです。
洗濯機の寿命はだいたい7年と言われています。
よく考えて延長期間を決めてくださいね。
洗濯機を買ったらやっておくべきこと
洗濯機が新しいうちにやっておけば後々掃除がラクになる事をご紹介します。
▶排水ホース・給水ホースにラップをまく
特に床から近い排水ホースは使い続けるとほこりがたまってギトギトになっていきます。
まだきれいなうちにラップで巻いて保護しておくと、大掃除の時にラップを取り換えるだけなので簡単です。
排水ホースをラッピング
給水ホースをラッピング
▶操作パネルや蓋の持ち手部分もラップで保護
見た目は大変悪くなりますが、操作パネルや蓋の持ち手部分もラップ+マスキングテープで覆っておくと、汚れがつきにくいのでおすすめです。
再度言っておきますが見た目は悪いです。
▶水栓はいちいち閉める
洗濯を始めると同時に水栓を開き、終わると共に水栓を閉じるクセをつけておきましょう。
給水ホース内部のカビの発生を抑える事ができます。
NA-FA110K5-Nはこんな人におすすめ
自分にとってはドンピシャだったNA-FA110K5-Nですが、まとめるとこんな方におすすめの洗濯機です。
▶乾燥機能はいらない
▶温水洗浄機能はいらない
▶自動洗剤・柔軟剤投入は必須
▶窓付の蓋で中の様子を見たい
▶洗濯機を置くスぺースに余裕がある
▶十万円台前半で買いたい
頑固な汚れを落とすために酸素系漂白剤やハイドロハイターをよく使うという方なら、漂白剤の効果を高めるためにも温水洗浄機能付きのNA-FA120V5がおすすめです。
洗剤・柔軟剤自動投入機能はいらないからとにかく汚れ落ちが良いものを安く手に入れたいという方はNA-FA100H9がおすすめです。
自分のニーズに合わせてベストマッチな洗濯機を選んでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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