「シンクロフィット」という生理用品があるのをご存知でしょうか?
ソフィから出ている、ナプキン以上タンポン未満という感じの、「挟む」タイプの生理用品です。
実は十年以上前から市販されており、あまり知られていないものの愛用者は多数います。
基本的には、ナプキンや吸水ショーツなど、他の生理用品にプラスして使う補助用品で、
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- 血がドロっと出る不快感が無くなる
- 量が多い日の漏れを防げる
- 寝る時やドバっと出た時のつたい漏れを防げる
- 包み紙も含めて全部トイレに流せる
などなど、ブルーデイの不快感を軽減してくれるアイテムです。
※メリット・デメリットについては下記で詳しく説明しています。
シンクロフィット?何それ?初めて聞いた!
という方も多いと思いますので、シンクロフィットとはどのような生理用品なのか、付け方のコツや使用感をレビューします。
生理中の不快感を少しでも軽減したい方は参考になさってください。
体内に入れるわけではないので、タンポンに比べるとかなりハードルが低く、気楽に試せます◎
シンクロフィットの使用レビュー
シンクロフィットは膣口に挟むという付け方で」使用する生理用品なので、人によって合う‣合わないがあると思いますが、私にとってはもはや無くてはならない生理用品です!
質感は肌触りがとても柔らかく、良質な化粧用コットンみたいな感じで、肌が敏感な時期にも安心です。
このふわふわした質感が、水分を吸ってフィットするという仕組みかと思われます。
最初は、付け方のコツが分からず、何度かやり直したり、違和感に耐えられなかったりと苦戦しました。
「挟む」だけの事なのですが、なんせ目視できないので感覚をつかむのに苦労しました…。
何度か使っていくうちに、付け方のコツをつかんだら、あとは快適そのもの。
付けている事を忘れる時もあります。
シンクロフィット+ナプキンで過ごす時も、ナプキンが汚れる事はあまりないので、シンクロフィットを取りかえるだけでOK。
シンクロフィットはトイレに流せるので、いちいちトイレットペーパーでぐるぐる巻きにして汚物入れに入れる手間を省けるのは地味に嬉しいところです。
ナプキンのごわつきが苦手な自分は、吸水ショーツ+シンクロフィットが快適です。
シンクロフィットの付け方のコツ
シンクロフィットは、経血が出てくる穴に「挟む」生理用品です。
しかし、この「挟む」という付け方を正しく行わなければ、違和感に悩み、使用中にはずれてしまうことも。
挟むだけで、ほんとに大丈夫?
と、思われるでしょうが、きちんと挟むと、足を肩幅ぐらいに開いても落ちてこないんです。
とは言え、デリケートゾーンの形は人それぞれ違いますし、目で見て装着できないので、何度か使用しながら、自分にとって最適な位置と角度を見つけるしかありません。
ちなみに公式サイトにも書かれている付け方はこちら。
シンクロフィットの付け方
STEP1 中指を指ポケットに、指が止まるところまで入れます。
POINT:中指だとつけやすくなります。STEP2 デリケートゾーンをしっかり開きます。
POINT:はじめに両手で一度開くとつけやすくなります。STEP3 シンクロフィットをカラダに押し当てます。
STEP4 指を前へ抜きます。足を肩幅に開いてもシンクロフィットが落ちなければOK!
出典元:ソフィ
付け方をよく読んだら、何度か失敗しつつ、コツをつかんでいきましょう。
ジャストフィットさせるための付け方のコツは、
- 水分によってフィットするので、経血量の多い1・2日目に試す。
- 慣れないうちは、お尻の方に挟みがちなので、後ろに行きすぎないよう気をつける。
- 自分でシンクロフィットの形を整えてから挟む。
- 端っこが刺さって痛い感じになっていたら、挟む位置が寄りすぎている証拠。
- パンツにどう当たるかで位置や角度を確認し、ジャストフィットな位置を探っていく。
- 深すぎず、浅すぎず、が重要。
このように、何度か使用しながら感覚をつかんでいくと良いでしょう。
もし落ちてこないか不安な方は、体にぴったりフィットするタイプのサニタリーショーツ+ナプキンをはいておくと安心です◎
シンクロフィットのメリット・デメリット
冒頭でもシンクロフィットを付けることで得られるメリットについて書きましたが、もっと詳しく解説していきます。
使う前に確認しておきたいデメリットについてもまとめました。
メリット
▶生理中の不快感が激減する
生理中の不快感と言えば、なんといっても血がドロっと流れ出る不快感ですよね。
この不快感がなくなるので、ストレスがかなり軽減されます。
▶包み紙ごとトイレへ流せる
うまく装着できていれば、トイレに座ったら勝手に落ち、手も汚れません。
生活環境にもよりますが、ゴミが出ない生理用品というのは画期的ですよね。
▶生理用品に見えないコンパクト感
ナプキンと比べてもだいぶコンパクトで、かさばりません。
はだおもい21㎝と比べるとこんな感じです。
ハンカチポーチにも入る大きさで、持ち歩きも楽です◎
▶蒸れにくく、においも軽減
外へ流れ出る前にダイレクトに吸収するので、蒸れにくく、生理中のにおいも軽減します。
シンクロフィット自体も柔らかく肌触りの良い触感なので、敏感肌にも安心です。
▶つたい漏れを防げる
立ち上った時や寝ている時など、シンクロフィットを付けていると伝い漏れを防止できます。
日中ちょっと横になりたい…という時に、わざわざ夜用に交換しなくても良いのもメリットです。
デメリット
▶違和感が消えない人もいる
商品レビューを熟読すると、「慣れたらまったく違和感が無い」という方と「慣れても若干の違和感はある」という方と半々です。
このあたりは個人の感想になるのですが、私としては「確かに違和感はあるが、過ごしているうちに忘れる」という感じです。
▶交換はトイレに行くごと
注意書きにも書いてありますが、シンクロフィットはトイレに行く度に交換するものなので、トイレのタイミングを考えて使用しなければなりません。
というのも、トイレに座ると自動的に落っこちるんです。
落ちない場合、切れ目の部分を手で引っ張って落とします。
また、シンクロフィット自体の吸収量を考えると多い日で2時間程度で、あとはナプキン頼りというところです。
▶値段は高め
12個入りで300円ぐらいですが、人によっては2日で使い切る方も多いようです。
1日に何回も取り換えるという方は、コスパが悪いと感じるかもしれません。
▶自転車に乗ると痛い
自転車に乗る方は、サドルの形状によりシンクロフィットを付けていると痛みを感じます。
普通の椅子ならば、長時間でも大丈夫です。
シンクロフィットはこんな人におすすめ
今回ご紹介したシンクロフィットは、このような方におすすめです。
- 経血量が多く、ナプキン1枚では不安な方
- タンポンや月経カップが苦手な方
- 経血が流れ出る不快感が嫌な方
- 日中なかなかナプキンの交換ができない方
シンクロフィットは、付け方のコツさえつかめばかなり便利なアイテムです。
ブルーデイのストレスを低減できるシンクロフィット、まだ試していない方はぜひ試してみてください♪
最後までお読みいただきありがとうございました。
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