何度言っても子どもがおもちゃの片付けをしなくてイライラ。
ごはんの時間になっても片付かず、散らかった場所での落ち着かない食事にイライラ。
最終的に言葉を荒げてしまい、疲労感&自己嫌悪…。
子どもが散らかすのは当たり前と言えども、ストレスたまりますよね。
今回は、子どもが上手に片付けできるようになる方法や言葉がけについてです。
試してみる価値あり!なので、ぜひ読んで行ってください。
片付けの環境を整える
1つめにご紹介する片付けのコツは、おもちゃの数・収納場所を見直し、片付けの環境を整えるという事です。
子供に片付けを上手にしてもらうためには、片付けの環境を整える事がとても重要です。
おもちゃの数量
小さい頃に買ったおもちゃを、とりあえず増えるままにとっておいていませんか?
年齢に見合わない、もう使わないおもちゃは、リサイクルショップに持って行く・誰かに譲る・バザーに出すなど、思い切って処分してしまいましょう。
よくよく見ると、壊れて動かなくなっていたり、部品が足らなくて使えなかったりするおもちゃがあるかもしれません。
無駄におもちゃの量を増やすと片付けが大変になりますので、断捨離しましょう。
また、片付けやすく、取り出しやすいように、収納場所の7~8割程度までにおもちゃの量を調整しましょう。
おもちゃの収納
子供の成長に合わせて、おもちゃの収納場所を、片付けやすい高さに配置してあげる事も重要です。
片付いたところを写真で残す
「片付けなさい」という声掛けより、具体的に何をどうすれば良いのかを教えた方が、子どもは動きます。
そこで、見本を提示しましょう。
例えば本棚や文房具の引き出しなど、きれいに整理整頓された写真を残しておきます。
片付けの時間にはそれを見せて「こんなふうに片付けてね」と指示すると、子どもにとっては具体的で分かりやすいですよね。
身の回りの整理整頓ができる人は、頭の中も整理整頓ができる、とよく言われます。
片付けのやり方も、何でもかんでも箱にぶち込むのではなく、整理整頓しながら片付けていけるように声掛けしていきましょう。
きれいに片付いたらほめる
ほめるという事は子どものモチベーションを上げる為にも重要です。
とは言え、ほめる側も人間なので、イライラしている時はなかなかほめにくいもの。
そんな時の声掛けは、
「よし!」
だけでも良いと思います。
余裕のある時にはさらに「きれいな部屋は気持ちいいね~」「お母さん嬉しいわ」などと、片付ける事へのプラスイメージを子どもに意識付けていきましょう。
とにかく根気強く続けることです。
一旦片付けてから、次のものを出すように促す
言わずもがなですが、次から次へとおもちゃを出すと、散らかり放題荒れ放題で、片付けるのが大仕事になってしまいます。
大人も子どもも、長時間かかるであろうしんどい作業はやりたくないですよね。
そうならないように、今使っているおもちゃに飽きたようなら、次のおもちゃに手を出す前にまず片付けるよう声掛けをしましょう。
片付けをゲームにしてみる
親が気持ちに余裕がある時は、「誰が一番たくさんおもちゃを片付けられるかな?」などと、片付けをゲーム仕立てにしてみるのも効果的です。
子どもはみんな、「よーいドン!」が好きですよね。
競争心を片付けに利用するという方法です。
タイマーセット
子どもは、集中力ややる気を長時間維持できません。
「片付けをゲームに仕立てる」にも通じるやり方ですが、片付けの時間が来たら、5分間のタイマーをセットし、短時間で片付ける練習しましょう。
最初は少ししか片付けられないでしょうが、毎日5分の小さな習慣の積み重ねで、徐々に片付けられる量が増えていきます。
まとめ
毎日の片付けからはいろいろと学ぶものがあります。
- 整理整頓する判断力
- ものを大事にする心
- 自分がやった事への責任感
などなど。
子供のころから培ってきた片付けの習慣は、将来大人になってからの人間性にも多大な影響を及ぼします。
片付けられる人に育てる為に、根気強く教えていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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