寒さが厳しくなってくるといつの間にか患っているしもやけ。
手や足の指が紫色になり、痛痒くて痛みもひどく、とてもつらいですよね。
小さい子どもだけではなく大人でもしもやけトラブルを抱えている方は少なくありません。
そこで、今回はしもやけの予防方法やできてしまった時に速やかに治す対処方法について調べてみました。
コレが効く!しもやけの対処方法
しもやけとは凍傷の1つであり、原困は寒さによる血行障害です。
よって、しもやけを治すには、患部の血流を良くするという対策が必要です。
しもやけになってしまった手の指や足の指など、患部の血行を促進し、速やかにしもやけを治すための湿布や軟膏をご紹介しますので、参考になさってください。
しもやけに効く!湿布【サロンパスetc】
肩こり・首こり、腰痛・神経痛などに使用する湿布。
血行の改善に効果的で、血液循環の改善および新陳代謝促進をもたらし、しもやけを早く治す事ができます。
湿布には鎮痛剤が含まれているので、痛みやかゆみが緩和される効果も期待できます。
皮膚が弱い方は、貼りっぱなしにするとかぶれる事があるので、様子を見ながら使用してください。
サロンパス ホット 40枚
湿布と言えばサロンパス。
切ってしもやけの部分に貼って寝ると、翌朝には効果が感じられます。
湿布には温感と冷感がありますが、血行を良くするという効果は同じです。
冷感は、熱をもって腫れた患部を冷やす為の効果もあるので、しもやけに使うには温感が良さそうですね。
エアーサロンパスDX 80mL
湿布を切ったり貼ったりするのが面倒な時は、スプレータイプの湿布で手軽にケアするのも◎
血行促進効果は同じなので、足の指のしもやけなど、湿布が貼りにくい場所に最適です。
ただし、噴射しすぎると逆に刺激になってしまうので注意。
噴射は適度に行うよう注意しましょう。
サロンパス ローション
同じくサロンパスのローションタイプです。
しもやけが広範囲にわたる場合にはこちらが塗りやすくておすすめです。
スプレータイプと違い、刺激になるリスクもありません。
値段もお手頃価格です◎
しもやけに効く!市販の軟膏
しもやけには、様々な有効成分が配合された軟膏を使用するのも効果的です。
病院で処方してもらう軟膏が最も効き目がありますが、市販されている軟膏でもじゅうぶん効果は得られます。
しもやけの対処に有名な軟膏をご紹介しますので、ご参照ください。
ユースキンA 120g
しもやけに効く軟膏として有名なユースキン。
ビタミンEの作用で血流を改善し、しもやけを治します。
グリセリンで保湿効果も加わり、肌を健やかに保ちます。
効能
ひび・あかぎれ・しもやけ
有効成分
*ビタミンE酢酸エステル(血流改善)
*グリチルレチン酸(消炎成分)
*dl-カンフル(消炎成分)
*グリセリン(柔軟保湿成分)
ベルクリーンS軟膏
トウガラシチンキが配合されており、皮ふを刺激することによって局所の血管を拡張し、血行を促進します。
効能
ひび・あかぎれ・しもやけ
有効成分
*トウガラシチンキ(皮膚刺激剤)
*トコフェロール酢酸エステル(末梢血管拡張剤)
*dL-カンフル(局所鎮痛・鎮痒剤)
*クロタミトン(鎮痒剤)
*リドカイン(鎮痛剤)
フタアミンhiクリーム
血行促進はもちろん、肌荒れをしずめてお肌を健やかに保ってくれます。
顔もふくめ、全身に使えるので、お風呂上りなどに全身の保湿としもやけのケアを兼ねて使う事ができます。
効能
あせも・しもやけ・ひび・あかぎれ・にきび・日やけ・雪やけ・しみ・そばかす・ほてり
主な有効成分
*グリチルレチン酸
*ビタミンE
*卵黄油
*ホホバ油
しもやけの対処に!便利アイテム
しもやけで荒れてしまった手や足は、刺激によりひどいかゆみやつらい痛みを感じます。
そのため、ケアした後に手袋やソックスで優しく保護してあげる必要があります。
シルクやウールなどの天然素材は、保温性に優れているばかりでなく湿気を逃がす性質もあり、しもやけなど荒れた手足の保護に最適です。
とは言え、血行を悪くするほど締め付けがキツイものはNG。
締め付け感の無い、ほどよくゆったりとした着用感のものを選びましょう。
シルク100%手袋
シルク五本指棒ソックス
しもやけの仕組みを知って予防しよう!
まず、しもやけの仕組みを簡単にご説明します。
寒い時期、手先足先・耳など身体の末端が冷たい空気にさらされると、全身を巡る血液が冷えないよう冷えた末端部分への血流が減少します。
このような自衛反応によって、冷えた末端部分への酸素や栄養が途絶え、細胞がどんどん死んでしまいます。
この状況を助けるため、白血球が集まり、修復作業を開始。
これが炎症反応というわけで、痛くてかゆい、しもやけとなります。
気温が5℃前後以下の環境で長時間過ごす時、温度差が10℃以上の場所を出入りする時、水仕事や汗で湿っている時などに起きやすくなります。
一度患うと痛くてかゆくてつらいしもやけは、患わないように予防するのがいちばん。
生活の中で気を付けるべきポイントをまとめました。
冷えないようにする
冷たい水や空気にさらされ続けると、血行が悪くなります。
冷たい水や空気に長時間さらさないよう心掛けましょう。
寒い時期に外へ出る時は、手袋や帽子等で身体の末端が冷えないよう保護してあげましょう。
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