前回の記事では、手作り化粧水の基本レシピをご紹介しました。
敏感肌・脂質肌・乾燥肌など、体質や時期によってお肌の状態は違いますよね。
そこで今回は、基本の化粧水に様々な効果をプラスし、お肌に合わせた化粧水の作り方をご紹介します。
材料の有効成分はネットやドラッグストアで購入可能です。
乾燥肌におすすめ!+ヒアルロン酸
精製水……95ml
グリセリン……5ml
ヒアルロン酸……3~5g
ボトルに入れ、よく混ぜたら出来上がり。
ヒアルロン酸(ヒアルロン酸ナトリウム)は、水分を保持する能力がある高分子で、パウダーなどで販売されています。
元々身体にある成分ですが、加齢とともに減少していきます。
抜群の保水力で、肌の保湿に効果を発揮します。
乾燥肌 ( 水分少なめ、油分少なめ ) の方や、冬~春の乾燥が気になる季節におすすめの化粧水です。
美白におすすめ!+ビタミンC
精製水……90m
グリセリン……10ml
ビタミンC誘導体……2~4g
ボトルに入れ、よく混ぜたら出来上がり。
ビタミンC誘導体とはリン酸アスコルビルマグネシウムなどの事で、パウダーで売っています。
美白成分として使われているのは有名ですが、シミ、しわ、たるみ、くすみ、日焼けのダメージ肌などにも広く活用されています。
ダメージ肌におすすめ!+セラミド
精製水……90ml
グリセリン……10ml
セラミド……2~5g
ボトルに入れ、よく混ぜたら出来上がり。
セラミドは、肌に存在している油分の一種で、水分の蒸発を防ぐバリア機能を担っている成分で、パウダーなどで販売されています。
保湿力に優れ、老化、日焼けのダメージなどから肌の再生を助け、肌荒れ改善に役立ちます。
アンチエイジングにおすすめ!+シルクパウダー
精製水……90ml
グリセリン……10ml
シルク…… 1~2g
ボトルに入れ、よく混ぜたら出来上がり。
※パウダー状のシルクを使う場合は、精製水を少しあたためると溶けやすいです。
冷めてからグリセリンを入れてください。
シルクはパウダーやリキッドで販売されています。
保湿力に優れており、人間の肌に含まれる天然保湿因子(NMF)と組成がとてもよく似ているため、理想的な保湿成分といわれます。
しわ、たるみなどの老化、日焼けダメージ肌におすすめです。
手作り化粧水の注意点
手作り化粧品を作る時に注意すべきポイントをまとめました。
- 保存料などを一切使用していないので、雑菌が入らないよう、ボトルの口は触らないなど取り扱いに注意しましょう。
- 使用期限は短いので、冷蔵庫保管で1週間程度で使い切るよう心掛けましょう。
- 器具や容器はしっかり消毒し、雑菌が入らないように注意しましょう。
- 稀に有効成分にもアレルギー症状が出る方もおられます。パッチテストをしてから使用しましょう。
以上の注意点を留意し、自分に合った最高の化粧水を作ってみてくださいね。
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