フッ素塗布はいつから?何歳まで?大人も虫歯予防

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子育て

今や子育ての一環として定番となったフッ素塗布。

3か月ごとに歯医者さんに通い、検診と共にフッ素を塗ってもらう、定例行事です。

そんな中、

フッ素はいつから?何歳まで?

大人もフッ素で虫歯予防できるの?

歯科で塗るだけでいいの?

フッ素は危険じゃない?

と疑問に思った事はないでしょうか。

このページでは、虫歯予防のために行うフッ素塗布に関する様々な疑問を解明し、効果的に虫歯予防をする方法を解説していきます!

kurashi
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フッ素の正しい知識を身に着けて、しっかり虫歯予防しましょう!

フッ素塗布はいつから?何歳まで?

フッ素塗布は、歯が生えて間もない頃が最も効果があります。

始める時期は、歯がはえはじめて上下の歯がそれぞれ4本ずつ生え揃ってきた頃がベストです。

kurashi
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こどもによって、歯医者さんやフッ素の味を嫌がったりする事もあるので、成長をみながら判断してくださいね。

ちなみに、フッ素塗布をする期間は、乳歯が生え始めた頃から永久歯に抜け変わる頃までとされています。

歯医者さんでフッ素塗布をしてもらえるのは小学生か中学生ぐらいまでですが、実はフッ素による虫歯予防は大人にも有効なんです。

以下詳しく説明していきます。

大人もフッ素を使用すべき!

フッ素での虫歯予防は子どもに限った事ではありません。

何歳までと決めず、大人になっても、歳を重ねて自分の歯がある限り続けるべき習慣です。

人間の歯は食べ物を食べたり、繁殖した虫歯菌などにさらされたりすることで、カルシウムやリンなどが溶け出してしまいます。

放っておけば虫歯菌に侵されて虫歯になったり、歯周病菌によって歯周病になりうるリスクがあります。

フッ素は、その溶け出したカルシウムやリンを歯に再び吸収する作用「再石灰化」を促進し、歯周病や虫歯になるのを防いでくれるのです。

kurashi
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出来てしまった虫歯には効果はありません。

80歳になっても20本以上自分の歯があれば食生活にほぼ満足することができると言われています。

生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるようにフッ素で歯を守りましょう。

歯科でだけのフッ素塗布ではダメ!

結論から言うと、

3か月に1回歯科医院でフッ素塗布するだけでは虫歯予防の効果は期待できません。

フッ素は歯の表面に取り込まれて、虫歯になりにくい歯を作りますが、簡単に取り込む事はできないので、有効な濃度と時間が必要なのです。

歯科医院でフッ素塗布に使うフッ素は高濃度ですが、3か月に1回では歯の表面にフッ素が触れている時間は一瞬です。

極端な話、有効な濃度のフッ素の溶液に歯を浸しておくことができれば、虫歯に強い歯になるのです。

しかし、人間飲んだり食べたりするし、そうでなくても口の中には唾液が流れていたりするので、有効なフッ素の濃度を長時間保つのは非常に困難です。

家庭でも毎日フッ素を使用すべし!

市販のフッ素入り歯磨き剤とフッ素塗布を家庭でも実行する事が、虫歯予防には効果的です。

もちろん、日々の丁寧なブラッシングがあっての事です。

歯ブラシだけではなくデンタルフロス(糸ようじ)歯間ブラシでしっかりと掃除し、仕上げとしてフッ素を使用しましょう。

フッ素入り歯磨き剤で歯を磨いたあとのうがいは控えめに!

せっかくのフッ素が流れてしまいますからね。もっと言うと、うがいはしない方が効果的なんです。

フッ素塗布は寝る前がおすすめ。

寝ている間は唾液が少なくなりますので、歯に定着しやすいのです。

ジェルと洗口剤、どちらが効果的?

さて、毎日寝る前の習慣として、フッ素を使用したいところですが、

  • フッ素ジェル
  • フッ素洗口剤(うがい)

どちらを選ぶか、迷うところですよね。

結論から言うと、虫歯予防に一番効果的なのはフッ素洗口剤(うがい)です。

しかし、フッ素洗口剤はジェルと比べて値段が高めです。

また、上下すべての歯にいきわたらせるようにぶくぶくうがいを30~1分間しなければなりませんから、 小さいお子さんは上手にできない場合もあります。

kurashi
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状況に応じて選び、毎日の習慣にしましょう。

フッ素は危険?中毒になる?

フッ素を摂取し続けると、フッ素中毒になる、という説を聞いたことはありませんか?

よくある話ではありますが、フッ素も摂りすぎれば毒になるし、適量使えば薬になるものです。

一般的に使われている歯磨き粉やフッ素洗口剤の濃度では、中毒になる事はあり得ません。

むしろ、虫歯予防の効果の方を重要視する必要があります。

インプラントを腐食させる?

フッ素はインプラントを腐食させるため、使用できない、という説があります。

しかし、インプラントを腐食させるほどの濃度のフッ素は市販されていないというのが結論です。

kurashi
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残った自分の歯を守っていくためにも、フッ素塗布による虫歯予防は有効であると言えます。

フッ素入り石けん歯みがき粉ってあるの?

界面活性剤を避け、石けん歯磨き粉を使っている方もおられると思います。

私もその1人です。成分がどうのというより、舌にピリピリくる感じが苦手で。

そもそも無添加が売りである石けん歯磨きですから、フッ素が入っている石けん歯磨き粉というものは無いようです。

界面活性剤フッ素入りか、無添加フッ素無しか。何を守り、何を諦めるかは個々の判断によると言ったところでしょうか。

私は、食後の歯みがきは石けん歯磨きで、就寝前にフッ素洗口という流れで落ち着いています。

まとめ

  • 子どもだけではなく、大人もフッ素使用して口腔ケアしよう
  • 歯医者だけではなく、家庭でも毎日フッ素塗布が必要
  • 就寝前にフッ素洗口orフッ素ジェルの塗布が効果的
  • 身体に影響が出るほどの濃度のフッ素は市販されていない

虫歯&歯周病を防ぐことは、全身の病を未病で防ぐことにもつながります。

kurashi
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フッ素を取り入れて、口腔ケアを習慣付けましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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