夏休み・冬休みなど、長期休暇の宿題のラスボス「読書感想文」。
問題集や漢字の書き取りと違って自由度が高く、自分でゼロから作り出さなければならないという苦痛。
本の選び方に悩み、本を読んで、下書き、清書。
時間と体力をかなり消耗しますし、「あらすじは書くな」などという指示があったりして、悩まされますよね。
ですが、読書感想文はコツさえつかめば大丈夫。
文章を書くのが苦手でも、「それなりのもの」に仕上がります。
ワクワクの長期休みに水を差してくる読書感想文、
コツをつかんで攻略し、さらっと終わらせちゃいましょう。
▽読書感想文におすすめの本・書き方▽
小学校低学年1~2年
小学校中学年3~4年
小学校高学年5~6年
中学生
高校生
本の選び方 読書感想文に向かないジャンルは?
まずは、何はともあれ本を選び、ある程度あらすじを知る必要があります。
いつも本を読んでいる人なら簡単な事ですが、本を読む習慣が無い人は、まずここでがっつり足止めされてしまいますよね。
人によって感覚は違うので、ネットで調べ、おおまかなあらすじや読者のレビューを見ながら自分が何か感じられそうな本を選ぶのが良いと思います。
ただ、ミステリーや推理小説は読書感想文を書くにはちょっと難しいかと。
読者へメッセージを放つというより、驚きのトリックで読者を魅了するという性質上、感想は幅広く書きづらいと思います。
すごくおもしろいんですけどね。
下書きは「はじめ・なか・おわり」に分けて箇条書きに
学年によって、書かなければならない文字数、原稿用紙の枚数が違います。
はじめ・なか・おわりに分け、ざっくりと行数を割り、文字数配分しておきましょう。
ざっくり大まかな感じで構いません。
ここで注意点。
いきなり原稿用紙に書き始めてはいけません。
必ず別の紙に下書きをします。
パソコンと違い、容易に修正することができませんからね。
使わないノートやメモ用紙、広告の裏などに思いつくままどんどん箇条書きに書いていきましょう。
はじめ
本のタイトルや、本を選んだ理由を書きます。
絵や題名、紹介文を見て気になった旨を書きましょう。
- この本に出会ったきっかけ
- なぜこの本を読もうと思ったか
なか
一番字数が多くなる部分です。
枚数を多く書かなければならない人は、この部分を増やしましょう。
- 一番心に残った場面
- 心に残った登場人物の言葉
- それを読んでどう思った・感じたか
- 自分だったらどう行動していたか
- 主人公や登場人物と自分を比べるとどう違うか
おわり
まとめのプロットになります。
- この本を読んで自分はこれからどう生きよう、どう行動しようと思ったか
- 登場人物に伝えたいことやその理由
原稿用紙に清書する
ここまでできたらいよいよ清書です。
この時に考えるのが原稿用紙1行目に書くべき「題名」です。
もちろん、「(本のタイトル)を読んで」でも良いと思いますが、
- 〇〇の大切さ
- 〇〇が教えてくれたこと
- なぜ○○は××をしたのか?
など、自分流にするとなお良し◎
学校や読書感想文コンクールの指定で、学年と名前は〇行目に書く、学校名を〇行目に書く、などの指定があったりするので確認しましょう。
題名が書けたら、「はじめ・なか・おわり」に分けて箇条書きにしておいた下書きを繋いでいきましょう。
パソコンで打つのとは違い、さかのぼって訂正するのも一苦労。
1字も飛んだり抜けたりしないように丁寧・確実に原稿用紙を埋めていきましょう。
まとめ
- 本を選ぶのはネットが便利。おおまかなあらすじや読者のレビューを見て選ぶ。
- ミステリーや推理小説は読書感想文には向かない。
- 「はじめ・なか・おわり」に分け、感想を絞り出し、箇条書きで下書きする。
- 清書は丁寧・確実に原稿用紙を埋めていく。
「読書感想文の書き方 短時間で簡単に書けるコツ&本の選び方」いかがだったでしょうか。
気が重い宿題を少しでも楽にこなせるような手助けができたなら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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